八方塞がりの年の過ごし方|神職が教える運勢を開く3つの行動

方位の吉凶を鑑定する九星では、本命星が中央に位置する状態を「八方塞がり」といい、9年に一度めぐってくるこの年には、四方八方すべての方位が大凶になるといわれます。

八方塞がりの年は引っ越し、結婚、転職、建築、開業など何をやってもうまくいかず、新しいことを始めるのは凶とされるため、この一年の間は、じっと冬が過ぎるのを待つように、控えめに過すのが吉と言われます。

しかし、わたしと私の妻は、2018年から現在2022年まで困難宮・裏鬼門・八方塞がりと、運勢が悪くなると言われる年が続いておりますが、子どもも生まれ平穏無事に暮らしております。

とくに八方除けなどのお祓いを受けたわけでもなく、ただ、いつもの通り自宅の神棚で神様に願い、心を改めるようにつとめただけです。

世の中には、厄年や天中殺(大殺界)や八方塞がりなど運勢が悪くなるといわれる年がありますが、神に願って心を磨けば大難は小難、小難は無難にお守りいただけます。

目次

八方塞がりとは?

八方塞がり(はっぽうふさがり)とは、古代中国の陰陽五行説からできた九星の方位鑑定の一つです。

九星では、人は一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星のいずれかの本命星をもって生まれ、この本命星がその年のどこに位置するかで運命を占います。

八歩塞がり

本命星が中央に位置する年。すべての方位に対して建築、移転、結婚、旅行、開業など何事も大凶。

困難宮

本命星が北に位置する年。最も運気が停滞する年。

鬼門

本命星が北東に位置する年。何事にも変化や変動が多く、運気が衰える年。怪我や病気に注意。

裏鬼門

本命星が南西に位置する年。前年までの運気が徐々に好転する年とされています。衰退の運気が徐々に好転しはじめますが、年の前半は要注意。

本命星は年毎に位置が変わり、9年で一巡しますので、生まれた年を一歳とする数え年で、1歳、10歳、19歳、28歳、37歳、46歳、55歳、64歳、73歳、82歳、91歳、100歳の年が八方塞がりとなります。

2022年の八方塞がり早見表

2022年(令和4年)の八方塞がりは五黄土星の方で以下は、年齢と生年月日の早見表です。

  • 厄年や八方塞がりなどの鑑定では、生まれた日から1歳になり、年を迎えるごとに年をとる数え年を用います。
100歳
大正12年生
91歳
昭和7年生
82歳
昭和16年生
73歳
昭和25年生
64歳
昭和34年生
55歳
昭和43年生
46歳
昭和52年生
37歳
昭和61年生
28歳
平成7年生
19歳
平成16年生
10歳
平成25年生
1歳
令和4年生

八方塞がりの年は神社でお祓いをしてもらった方がいい?

八方塞がりの年に、厄年と同じようにお祓いを受ける方もいますが、個人的には恐れなくてもよいと思っています。

厄年とは、本来、神祭りに参加する役目をになう節目の年齢。15歳には村で若連中に加入し、25歳でみこしを担ぎ、42歳で神役に参加、61歳には神事を行う中心となる頭屋に加入する資格をもつといった具合です。

このように厄年は、神聖な役を務めるために、災厄や疫病にかからぬよう心がける期間でありましたが、いつからか「大事な役」という意味が消え、ただの災厄に合いやすい年とされるようになりました。

つまり、厄年とは役に立つために、神に願って健康になるよう慎んで過ごし、神や村社会に貢献する年であったのが、「厄年だから悪い事が起こる」といって恐れの年になってしまったのです。

この「人を恐れさせる」のはよくありません。何でも悪い方、悪い方にとるから悪い事が起きるのです。方位や日柄など占い全般、何かにつけて人を恐れさせますが、これは本当に人のためを思ってのものでしょうか?よくよく考えて見なければなりません。

八方塞がりといって、すべての方位方角が凶方位となり、何か事を起こせば凶作用を受けるといいますが、そもそも、わたしたちの住む地は神の守りある領地であります。

日本では古来より、山や海、森や川そのものに神が宿り、天地自然を神として崇めてきました。昔から世界各地に「天父と地母」という言葉がある通り、天地は人に豊穣をもたらし、人は生きているあいだ、地の神の世話を受けるのです。

その地に対して、「八方塞がりだからすべての方位が凶になる」と恐れて、お祓いをして、災難を封じようとする考えよりも、何か事を行うときに神に「お世話になります」と手を合わせて頼む心になる方が健全ではないでしょうか?

たとえ八方が塞がっていても、上と下とは空いています。上から人を守る天の神に願い、下から人を守る地の神に願えば、お守りが受けられます。

八方塞がりの年の過ごし方

八方塞がりの年には、万事が大凶であり、とくに結婚、転職、旅行、新規事業の立ち上げなど新たな事をはじめるのがよくないとされますが、以下の三つの点を心得ることにより開運の年となります。

一つ、自宅に神棚をお祀りする
二つ、何事も神へ願って行う
三つ、心を改める

一つ、自宅に神棚をお祀りする

八方塞がりの年を恐れるより、元気な心で神に向って神に近づく年と考えてみてはいかがでしょう?自宅に神様をお祀りして、ささやかでもお供えを奉れば、神さまはその真心を受け取ってくださいます。

神棚とはただ飾るだけでなく、手を合わせて日頃の感謝を伝えたり、悪い行いを詫びたり、願いを伝えたりと神に想いを伝える場で、生活に規律をつくり、精神面にもよい作用をもたらします。神様のご加護を受ければ、難しいと言われる八方塞がりの年でもきっと乗り越えられるはずです。

崇敬する神仏がいれば、その神様をお祀りし、すでにお祀りしているのなら一段と丁寧にお祀りするのもよいでしょう。「神は人の敬いによって威を増す」という言葉があるように、こちらが敬意をもって神を祀れば、相応の守護が受けられます。

二つ、何事も神へ願って行う

年盤の中央に本命星が位置する八方塞がりの年は、行動を起こさず慎ましく過ごすとよいと言われますが、そんなことは気にせずに、何をするにも一心に神に願って行動してみてはいかがでしょう?

結婚をするにも、引っ越しをするにも、転職や新規事業を立ち上げるにも、一心を立てて神に願って行えば力添えが受けられます。

「人間の働き」と「天地の恵み」の2つが合わさって、はじめて物事が成就します。人間の力だけでも、自然の恵みだけでもいけません。神と人とが双方そろってはじめて物事成就します。

神様の目に見えない力添えを「お蔭(おかげ)」といいますが、これを授かることが大切です。八方塞がりでも、心を定めて神に願えば、願いは成就します。

三つ、心を改めて過ごす

天より雨露が降りそそぐように、神さまは願う者に平等におかげを授けようとしますが、その恵みを受け止められるか、受け漏らすかは自身の心によります。

たらいで雨を受け止めようとも、穴があればそこから流れてしまうように、心に悪癖があれば、それが穴となって恵みを受けもらしてしまうのです。

周りの人を見渡せばよく分かります。堪忍できずに人と仲違いを起こしたり、時間やお金を粗末に遣って身を潰したり、大酒や大食が長じて病を患う人もいます。

結婚、転職、引っ越しをするにも「八方塞がりだから悪い年になる」と恐れずに、悪い心を改め徳を積むようにつとめれば、開運の年となるでしょう。

心の改まり其の一、時間を粗末にしない

八方塞がりの年は、事業の立ち上げ、転職、仕事がうまくいかないといいますが、そのような時こそ今やるべきことに精を出したいものです。

夜遊びをせずに早寝を心得て、十分な睡眠時間を確保し、朝は早起きを心がける。日中は自分のためにならない時間を極力削り、空いた時間をやるべきことに費やせば末の繁昌となります。

時間は、油断していると気づかぬ内にどんどん失われていきます。一日の24時間は神より授けられた限られた貴重な財産であり、これを粗末にすれば当然運勢は悪くなります。時間の使い方ひとつが身の徳に繋がるのです。

心の改まり其の二、夫婦円満を目指す

八方塞がりだから結婚してもうまくいかないかもしれないと悪い方へ考えるよりも、家内円満を心得ることをお勧めします。

いくら八方除けのお祓いをしようとも、夫や妻の悪いところばかりを責めるのでは、夫婦の円満は保てません。

夫婦はお膳の上にならぶ箸のように、二人の心を揃えて互いに協力すれば幸せな家庭を築けます。そのためには、互いによく話し合いをして、相手の言葉に耳を傾けて、自分の役割をまっとうし、家内円満を心得ることが第一。

相手を責めて腹を立てて精神を消耗するよりも、そのエネルギーで解決策を練り出さねば夫婦喧嘩の繰り返しです。

夫婦とは元は他人同士なので、かならず合わない所が出てきます。それは一つ屋根の下で暮らすうちにだんだんと見えてくるものですが、互いに合わない所をすり合わせるように、自分の悪いところは改善し、自分の方から折れて相手に踏み寄る心になれば円満に近づきます。

日本の離婚率は三割を越えていることからも分かるように、家庭円満とは当たり前ではなく、苦労をして手に入れるものです。結婚をする年に八方塞がりを恐れるよりも、家庭の不仲を恐れて心がけをよくする。何ごとも最初が肝心です。

心の改まり其の三、無駄遣いをやめて倹約する

「十銭の無駄をすれば、十円の罰をこうむる」というように、お金は粗末につかえば末の得を失い、かしこくつかえば末の徳となります。

江戸時代の百姓にとって家が栄えるためには「倹約」が重要だったそうです。農作物にはかならず収穫が多い年、普通の年、少ない年と波があるため、常に平年作以下の倹約した生活をして、食い余りで新たな田畑を増やした百姓は末で栄えたのです。一方で収穫の多い年に散財して使い切り、少ない年に借金をする百姓は栄えることがなかったそうです。

現代は複雑な時代ですが、「無駄を削り、未来に投資せば栄える」という本質的なところは変わりません。

百姓が倹約して田畑を増やすように、無駄遣いをせずに今あるお金を適切につかえば金運がよくなるでしょう。反対に、不要な物にばかりお金をかけて、必要な物に出し惜しみすれば、金運はしだいに悪くなります。

引っ越し、婚約、転職、新たな開業、建築、すべて出費が大きいですが、常平生から倹約を心得ていれば成就するでしょう。

八方塞がりのときに結婚・転職・引っ越しはやばい?体験談を紹介

私と妻は、面白い事に立て続けに困難宮・裏鬼門・八方塞がりが続いております。

2018年、五黄土星の妻が困難宮
2019年、五黄土星の妻が裏鬼門
2020年、三碧木星の私が困難宮
2021年、三碧木星の夫が裏鬼門

2022年、五黄土星の妻が八方塞がり(※今ここ)
2023年、三碧木星の私が八方塞がり

妻が結婚した2018年は、妻(五黄土星)が「困難宮」の年でしたが、結婚して引っ越し後にすぐに子どもを授かり、繁昌する一年となりました。翌年の2019年、妻は「裏鬼門」の年でしたが、子どもを安産で出産し、この年も無事平穏に栄える一年でした。

三碧木星の私は、2020年は困難宮にあたる年。困難宮は、困難に陥るような災難に見舞われ、運気が落ちる年といわれますが、一年間平穏無事に過ごさせもらいました。子どもは無事一歳を迎え、二人目の子宝も授かり、妊娠中の妻と子供と三人で幸せに暮らしました。

世間でいう悪い年が続いている中での結婚・引っ越し・出産・子育てでしたが、神に願うことで、去年よりも今年、今年よりも来年と一年勝りに栄えております。

2022年の現在、妻が八方塞がりで、その翌年の2023年は私が八方塞がり。ですが、いまのところ大事なく無事に過ごしています。困難宮の年、鬼門の年、裏鬼門の年、八方塞がりの年であろうと神に願って心を磨けば、木が栄えるように、一年一年、手堅く繁昌するのです。

終わりに

八方塞がりは、本命星が中央に位置した状態で、四方八方が塞がれた状態。すべての方位が凶とされますが、恐れる必要はありません。

わたし自身、神棚を祀り、神へ願い、心を改めるようにつとめており、五年ものあいだ妻と交互に運勢が悪いと言われる困難宮・裏鬼門・八方塞がりが続いておりますが、それでも一年勝りに繁昌をしています。

世の中には、厄年や天中殺(大殺界)や八方塞がりなど運勢が悪くなるといわれる年がありますが、神に願って心を磨けば大難は小難、小難は無難にお守りいただけます。

もし、八方塞がりで悩んでいる方や、結婚、転職、建築、引っ越し、旅行などを行いたけれど迷っているという方は、神へ願ってみてはいかがでしょうか。

金神乃宮の八方断り

  • 皆さまのお悩み一つ一つを取次者が地の神「鬼門金神」にご祈念します。
  • 八方塞がりの悩みを解決し、吉凶に縛られず引っ越し、旅行、建築、すべてを自由に。
  • メールで願いを届けるため、自宅にいながら依頼できます。
  • 面倒な登録や祈願料はありません。神へのお供えはすべて真心から。

金神乃宮の八方断り

  • 皆さまのお悩み一つ一つを取次者が地の神「鬼門金神」にご祈念します。
  • 八方塞がりの悩みを解決し、吉凶に縛られず引っ越し、旅行、建築、すべてを自由に。
  • メールで願いを届けるため、自宅にいながら依頼できます。
  • 面倒な登録や祈願料はありません。神へのお供えはすべて真心から。
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