金神の所在する方位【2022】

金神の方位

金神の所在する方位は何を行うにも大凶であり、特に建築・旅行・土を動かすことが悪いとされます。

金神の所在する方位を犯せば家族7人が殺され、家族で足りなければ家畜や隣人の命をふくめて七つの墓を築かせる「金神七殺(こんじんしちせつ)」の祟りにあうと語り伝えられました。

日本では何百年ものあいだこの伝えを恐れ、暦を見ては金神の所在する方角を避け、金神が留守になる遊行日や間日を狙って事を行ってきたのです。

このように、悪心邪神と人々のあいだで恐れられたきた金神さまですが、その一方で、広大な神徳で人におかげ(利益)をもたらす、福の神の一面もあります

本記事では、令和四年(2022)の金神の所在する方位、間日、遊行日に加え、金神さまの方位を恐れずに自由にできる対処法について解説いたします。

目次

2022年の金神の所在する方位

令和四年(2022)金神の方位
2022年の金神の所在する方位

金神さまの所在する方位は、その年の十干(じっかん)によって変わります。

十干金神の所在する方位
甲・己午・未・申・酉
乙・庚辰・巳
丙・辛子・丑・寅・卯・午・未
丁・壬(2022)寅・卯・戌・亥
戊・癸(2023)子・丑・申・酉

令和4年(2022)の干支は壬寅(みずのえとら)なので、巡り金神は寅・卯・戌・亥の方位に所在します。大金神・姫金神は、亥と巳の方角です。

金神の遊行と間日

金神が遊行する法則については、古来からいくつかの説があり定まっておりません。ここでは、最もポピュラーな簠簋・循環暦に記載される遊行日を記載します。

しかしながら、遊行日や間日を狙うのは、留守を狙うことになるため、かえって金神への無礼になります。本来、遊行日や間日を気にせず、金神を神と敬い、一言「土地を貸してください」と願い届ければ、それで自由にしてよいのです。

2022年の四季遊行日と期間

金神は、春は乙卯、夏は丙午、秋は辛酉、冬は壬子から5日のあいだ別の方位に移動します。以下は2022年の四季遊行日です。

四季期間移動先
3月3日から5日間東へ
6月22日から5日間南へ
8月21日から5日間西へ
12月25日から5日間北へ

2022年の平素遊行日

江戸時代に暦書として権威のあった循環暦には、金神は甲寅、丙寅、戊寅、庚寅、壬寅の日から5日のあいだ遊行すると記されています。以下は2022年の平素遊行日です。

遊行開始日移動先
3/2、5/1、6/30、8/29、12/2南へ
3/14、5/13、7/12、9/10、11/9西へ
3/26、5/25、7/12、9/10、11/9中央へ(家の中)
2/6、4/7、6/6、8/5、10/4、12/3北へ
2/18、4/19、6/18、8/17、10/16、12/15東へ

間日

春の丑の日、夏の申の日、秋の未の日、冬の酉の日を間日(まび)といい、金神の所在する方位を犯しても差支えないとされます。以下は、2022年の間日です。

四季間日
2/17、3/1、3/13、3/25、4/6、4/18、4/30
5/7、5/19、5/31、6/12、6/24、7/6、7/18、7/30
8/10、8/22、9/15、9/27、10/9、10/21、11/2
11/16、11/28、12/10、12/22、2023/1/3、2023/1/15、2023/1/27

以上が金神の遊行日・間日でした。年の半分くらい、あっちへこっちへと遊行します。これに加えて、大将軍をはじめとする八将神が合わさると、もう素人では判断ができないほど複雑になります。

実際に方位を守ろうするのならば、方位磁針をもって暦と睨み合いながら、生活をしなければならず、現実的ではありません。間日や遊行日を狙って事を行うよりも、金神に願い届けるとよいでしょう。

金神の所在する方位の対処法

もし、引っ越しや建築、旅行を行うとする方位に金神さまがおられたら、どのように対処すればよいか。これには古くからの様々な方法があります。

  • 金神除けなどの加持祈祷
  • 方違え
  • 間日や遊行日に行う

これらの方法はいずれも、神を腫れ物のように扱ったり、誤魔化したり、封じる考えであり、神としての敬いはありません。

金神も「神」とつくらからには、広大な神徳をもつ存在ですので、嫌ってよけるよりも、敬って守ってもらうのが得策です。日本では祟り神を祀り、その神徳で守ってもらう信仰があります。

例えば、愛宕神社で祀られる「愛宕権現(あたごごんげん)」は民間のあいだで「愛宕御先(あたごみさき)」とよばれ、祟り神として恐れられる一面があります。子どもが肩がひきつったときなどに、「これは愛宕さまの行き合いだ(祟り)」といったそうですが、その一方で、火除け、防火の神さまとしても祀られました。

また、沼名前神社で祀られる祇園様は天然痘を流行らす神ですがありましたが、敬いをもって祀れば疫病から守ってくれる神です。神は鏡のように、人間の心を映し出し、恐い神様と思えば凶神に、福の神と祀ればその威徳でお守りくださります。

金神さまを祟り神として腫れ物のように避けるよりも、福の神として敬い、神のもつ神徳で守ってもらう方がよいでしょう。引っ越し、建築、旅行、動土など、何か事をなすときに、手を合わせて願い届けることをおすすめします。

金神乃宮の方位断り

  • 皆さまのお悩み一つ一つを取次者が地の神「鬼門金神」にご祈念します。
  • 方位の悩みを解決し、吉凶に縛られず引っ越し、旅行、建築、すべてを自由に。
  • メールで願いを届けるため、自宅にいながら依頼できます。
  • 面倒な登録や祈願料はありません。神へのお供えはすべて真心から。

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金神とは?金気をつかさどる神

金神さまは、「金気を司り殺戮をもたらす最も忌むべき方位の神」として何百年ものあいだ日本の暦に記載されてきましたが、本来は地上に恵みをもたらす地の神です。

そもそも地球の芯は金気。人間の骨がつくられるのも、味覚を感じられるのも、酸素を運ぶ血にもみな金気が必要です。金属は地球に存在する原子の種類の70%以上をしめ、私たち人間が生きるにはこの金気が必要不可欠なのです。

このような科学的な側面だけでなく、実際に金神を神として敬いの心から祀った人(小野うた、香取繁衛門)は、その後、運命が好転し多くの人を助けるといった例があります。

そのもっともな例が赤沢文治(のちに金光大神)です。赤沢文治は、風呂や門納屋や建築を行うときに方位の吉凶を見てもらうも、災いを逃れるどころか家族五人と飼牛二頭が次々と亡くなり七墓を築きます。

残念至極と絶えず思いながら暮らすも、ついには「罰を当てられるほどの力のある神であるならば、神として祀れば守ってくださるかもしれない」と思い立ち、祟り神として恐れていた金神さまを、自宅の神棚で丁寧にお祀りしたのでした。

赤沢文治はそれから後、四十二歳の年に九死に一生の大病のところを神に助けてもらい、金神さまのお守りを受けて子孫は繁栄し、百姓仕事でも数々の利益を受けたのでした。邪神と恐れられた金神を、神として敬うことで威を増し、お守りを受けたのです。

御成敗式目の一節に「神は人の敬いによりて威を増し」とありますが、神は人の敬う心によって、威力を増します。そして続きに「人は神の徳によって運を添う」とあるとおり、人は自らの敬いの心で守りを受けるのです。

「逃げとけ、よけとけ、廻っとけ」と恐れられてきた金神さまですが、本来は地を司る神。その神の土地を使わせてもらうのであれば、金神が所在する方位を気にしたり、間日や遊行日を狙うよりも、一言願い届けることが正直ではないでしょうか?

金神さまへの敬いの心をもって接すれば、「地の神」と成りかわり、その威徳によって守護をくださります。

まとめ

  • 令和4年(2022)の巡り金神の方位は寅・卯・戌・亥
  • 巡り金神は年の半分を遊行するため避けるのは難しい
  • 間日や遊行日などの対策はかえって無礼になる
  • 願い届けて事を行えば守ってくれる神
  • 家に金神を祀って敬えば運勢は良き方に

方位の吉凶を見て凶方位や方位神を避ける行為は、お金と時間をたくさん費やし、物事があるたびに不安になり精神を疲弊させ、根本的な解決にならず、おまけに神へのご無礼です。

方位の吉凶を見ずに、「この方角へ引っ越しをさせてもらいます」と金神に願いとどければ、お金も時間もいらずに自由に行えます。さらに丁寧に敬い、自宅に金神様をまつって暮らせば、神の守護を受けられます。

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