神の道しるべ

 

神の道しるべ- 金光大神の教え -

神の道しるべ- 金光大神の教え -

心の守り


心の守り


「天に口なし人をもって言わしむ」という通り、天地金乃神は人である金光大神の口を借りて、人々に踏みすすむべき道を伝えられた。その主な術を、裁伝と理解という。

裁伝(さいでん)とは、金光大神が神棚の前で祈念をしているときに、天地金乃神より直々に金光大神の口を通して下がる教えである。その声は威厳に満ちており、鋭く、短く、的確であったという。理解とは、金光大神が神前の右側に座りながら、はなし聞かせる教えである。やさしい口調でことわざや例え話を用いて、長く、分かりやすく、裁伝とは対照的であった。

これらの教えは、堪忍・倹約・親孝行などの既存の教訓から、当時の悪習や俗信の改善の指示、天地の神の話からこの世界の道理など様々であったが、単なる精神修養訓やありがたい説教ではなく、その言葉を守ることによって神のおかげがあらわれた。

例えば、金光大神が「不足心におかげはない」と教え、それを聞いて「不足を言わぬように」と心を改めれば、たちまち病気が治り。「腹帯をすな」と教え、その言葉通り腹帯をしないと安産になったのである。

金光大神の言うとおりに天地の神が合わせられるのか、はたまた天地の神が金光大神を通して指示をされるのか分からないが、理解や裁伝で教えられるとおりに違わぬように心がけて守れば、神の守護があらわれた。

ゆえに一心の立つ者は、何十キロから何百キロの道のりを船や徒歩で参り、しばらくのあいだ金光大神の広前に滞在して教えを乞い、帰路の途中には、金光大神より受けた裁伝や理解の意味をよくよく考え、帰ってからはその言葉を守りおかげを受けるのであった。

一方で、頂いた裁伝や理解を軽んじて、道に落としてしまい、家に帰ってからは何も心がけずに過ごしておかげを受け損ねた者も少なくなかったという。特に、近隣の者は金光大神が元が百姓と知っているので、敬う心が起きにくくおかげを受けにくかった。

このように金光大神の教えは、受け手の心しだいで、おかげの現れ方が変わってくる。重く受けとれば重くもなり、軽んじれば軽くもなる。故に金光大神の教えを受けるときは、神酒を頂く心のように謹み、畏み、押し頂くこと肝要なり。今も昔も変わらず、金光大神の一言を心でよく守って信心すれば神の守りが受けられる。

道のいろは


道のいろは


金光大神の理解や裁伝をわかりやすく項目別に編集して紹介。

親孝行
「幼少のときを忘れて、親に不孝のこと」

夫婦
「夫婦は膳の上のはしのようなもの、男女ばらばらではどうならぬ」

願う
「願うというが、願うとは値で買うことぞ」

厄年
「大厄は小厄に、小厄はお取り払いを願う」

妊娠、お産
「此の道は隣知らずの安産ができる道ぞ」

胎教
「末の安心が得られるかは、懐妊十月の間にある」

子育て
「子の頭を張るより、自分の頭を張ればおかげがある」

堪忍
「人には負けて後を勝て、相手に取ると五分五分ぞ」

時節を待つ
「時節を待て、花が咲けば実がなる道理」

愚痴、不足、悪口
「悪いことを言うて待つなよ、先を楽しめ」

食物
「食物はわが心で、毒にも薬にもなるものぞ」

一心
「思う念力岩をも通す」


「神と皇上かみというて、道理は一つぞ」


「目先の欲を放して、末の徳をとれよ」


「商売なら繁栄を願え、百姓ならば満作を願え」

お金
「十銭の無駄をすれば、十円の罰をこうむる」

慢心、謙虚
「十人の股はくぐっても、一人の肩は越すな」

年寄り
「人は一代、名は末代」

わが心
「おかげを受けるも、受けないも、わが心である」

天地の恵み
「水は月の神の御物、粗末にしてはならぬぞ」

生と死
「生きても死にても、天と地とはわが住みかなり」

病気
「祈れ薬れで我が身は立つものなり」

親切
「かわいいと思う心が、そのまま神である」

お供え
「神さまを商法にしてはならぬぞ」

今月今日
「痛い時はお願い参り、痛うない時が信心参り」

 、神仏、氏神
「道端の地蔵でも拝して通れ」

天地金乃神
「天は父なり、地は母なり」

金光大神
「金光の真の道は明らけき、天に貫き幾世久しき」

神を拝む
「すべて、事は儀式にばかり流れてはならぬ」

お礼
「真にありがたしと思う心、すぐにみかげのはじめなり」

穢れ、忌
「穢れを言わぬ神は医者と金神」

金神
「金神を祟り神というが、金神は福の神である」

方位
「今より何事も方位は忌まず、わが教えの昔に帰れよ」

めぐり
「前々のめぐり合わせで、難を受けおる」


「口に真を語りつつ、心に真のなきこと」

鬼門、家相
「鬼の門と書く方でも神から鬼にはならぬ」

日柄
「日のお照らしなさる日に良い悪いはないと思え」

 、祭り日、縁日、節句
「道端の地蔵でも拝して通れ」

心行、修行
「食うて飲んで体を大切にして信心をせよ」

神徳、人徳
「神は向こう倍力の徳を授ける」

神酒、神水、ご神米
「痛き所あらば、お神酒をつける心になればおかげがある」

結婚、縁談
「人間は顔先は次で、魂が一番なり」

守り、取次者
「神の広前を勤める者は、神の守り、神の前立ちである」

差し向け、苦難
「何事もみな天地乃神の差し向け、びっくりということもあるぞ」

おかげ
「おかげは受け勝ち、守りは受け得」

信、疑い
「前々のめぐり合わせで、難を受けおる」

お知らせ
「山道を越すのに道しるべいらず。心に問うて、山道を越せ」

巻物と本

神訓七十ヶ条

金光大神のご晩年、佐藤範雄が山神とともに大谷の広前に滞在。神より下がった裁伝を編纂して出来上がった教えの数々。

巻物と本

神訓七十ヶ条

金光大神のご晩年、佐藤範雄が山神とともに大谷の広前に滞在。神より下がった裁伝を編纂して出来上がった教えの数々。

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